お知らせ
平成29年度 和工組技術研修会in和歌山高専
カテゴリー:技術
更新日:2017/12/4
12月2日土曜日
平成29年度和工組技術研修会in和歌山高専を開催しました。
研修メインテーマは水中コンクリート及び水中不分離性コンクリート
各工場から21名の技術職員の皆様にご参加頂きました。
まず、開催にあたり丸山理事長にご挨拶頂き
技術員の役割を再認識したところで
中本先生から「コンクリート技術の最前線」と題して
最新の技術や工法の講演をして頂きました。
先生には品監、研修会と何かとお世話になっております。
いつもありがとうございます。
次に、水中不分離性コンクリートの配合設計について
技術研修会WGの二澤さんより説明があり
実際に試し練りにて性状を皆様に見て頂きました。
水中コンクリートは見た目も中身も、普通のコンクリートと変わりませんが
水中不分離性コンクリートはモチモチでトリモチみたいにネバネバします。
そのため水中に打ち込んでも分離せず濁りも少なくなります。
2つの水槽の右が普通の水中コン、左が水中不分離コンです。
濁りが全然違うのがわかると思います。
最後に水中不分離コン特有の供試体作成方法を体験して終了となりました。
百聞は一見に如かず。まさにその通りだと思います。
実際に出荷する事があればその時にこの研修会をきっと思い出されることと思います。
研修会の準備・運営にご協力頂きました工場の皆様、混和剤メーカーの皆様
朝早くからありがとうございました。
全生共同試験場 共通試験
カテゴリー:技術
更新日:2017/11/7
全国生コンクリート工業組合連合会 中央技術研究所主催
共通試験(圧縮強度試験)を実施しました。
この試験は毎年実施され全国の認定共同試験場で実施するもので
実施日と実施時間まで指定されています。こういった共通試験は
JIS Q 17025(試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項)への
適合性を維持するために必要な品質管理活動の一環として参加が必要で
ISO/IEC 17025認定を取得して維持する為に欠かすことができません。
共通試験に参加し全国各試験場間のバラツキ等を評価し試験精度を維持します。
この試験は1発勝負、評価値が一定の値を外れると当然アウトとなり
原因追及や是正処置が必要となり最悪、試験業務停止ともなりうる
非常に緊迫した試験となります。 結果も評価値のボーダーラインも
全試験データが出揃ってからしか分かりませんから不安が募ります。
4試験場とも圧縮強度試験だけではなく骨材や材料試験等、認定を取得している
各試験項目すべてで共通試験に参加しています。
また、今月は和歌山県・和歌山市による
コンクリートの強度試験に係る「覚書」に基づく並行試験も実施されます。
こちらは県と市の監督員立会の下、県内4試験場の強度試験値のバラツキを
確認する試験です。和歌山県と和歌山市の「コンクリートに関する品質試験指定機関」と
4試験場とも公的認知を受けていますから年に1回、監督員に見て頂いて
試験精度の確認をしてもらいます。
普段何気なくご利用頂いている試験場もこの様に
日々の試験精度維持に全力で取り組んでいます。
安心して試験をご依頼ください。
生コンイメージキャラクター募集
生コン(全生連)に関するキャラクターを募集致します。
生コン業界のPR活動の一環として全生連にて
イメージキャラクターを制作することになりました。
業界内外問わずどなたさまでも応募して頂けますので
ぜひ応募して頂ければと思います。
詳細は下記PDFよりご確認下さい。
第6回 ニアストレングスコンテスト供試体受付
カテゴリー:技術
更新日:2017/9/25
第6回ニアストレングスコンテストの供試体を
本日9月25日(月)から10月31日(火)までの期間で受け付けます。
本年度は指定強度(35N/㎟)と申告強度(10~100N/㎟)との2種です。
なお本年度から、供試体に封緘紙を挿入して頂く事としましたので
事前にお申し込み頂き、封緘紙が届いてから供試体作成をお願い致します。
上記期間に持ち込み又は宅配便発送頂き4週(28日)で圧縮強度試験を行います。
28日が和歌山試験場の定休日(土日祝)に当たる場合、前倒しで試験致しますので
ご配慮又はご了承頂けますようお願い致します。
皆様のご参加楽しみにお待ちしております。
ニアストレングスコンテスト(供試体強度コンテスト)のお問い合わせは
和歌山県生コンクリート工業組合
TEL:073-445-0377 大前祐樹まで
メールの場合お問い合せページよりお願いします。
近畿高校土木教育研究会主催 コンクリートカヌー競技大会
カテゴリー:技術
更新日:2017/9/15
平成29年8月26日(土)
第18回コンクリートカヌー競技大会 主催:近畿高等学校土木教育研究会
この大会に和歌山から和歌山工業高等専門学校と和歌山工業高等学校の2校が参加しています。
和歌山工組では学生交流の一環として4年前からこの競技大会の見学、応援に行かせて頂いています。
各校、趣向を凝らした材料や配合を生徒達で考えて施工しています。
今年は和歌山工業高校のコンクリートカヌー施工に参加しました。
練り混ぜ水に「うどんの茹で汁」を使うという事で念の為塩分を測定します。
JIS A 5308にはもちろん関係はないですが規程はクリアです。
さて、本番は8月26日に兵庫県豊岡市にある円山公苑ボートヤードにて開催されました。
参加は関西+岡山県と四国からの17校22艇
製作、アイデア、競漕の3部門で競い総合優勝を決定します。
一番盛り上がる競漕の部は、片道約100mのコースを往復するレースで
予選、敗者復活戦、本戦と続き最終的にはタイムで勝敗を決します。
生徒達は一生懸命にカヌーを漕ぎますが、くるくる回ったり浸水したり沈没したりとゴールするのも一苦労です。
和歌山の2校は残念ながら入賞には手が届きませんでしたが無事完走していました。
真剣ながらも皆楽しそうにカヌーに乗っている姿を見て微笑ましくも羨ましい気持ちになりました。
結果としては和歌山工業高校がアイデアの部で3位入賞しました。おめでとうございます。
生徒さん引率の先生方暑い中お疲れ様でした。また、来年も応援に行けたらと思います。
ご興味のある方は工組事務局までご連絡頂けば幸いです。